Eleanor’s diary

ニューヨーク在住の主婦の日記

主婦と鬱「何もしなくていい」 (1)

もともと悪い体調が、今年の1月くらいからさらに悪くなっている。

当初、季節性の鬱かと思ったけど春になっても夏になっても好転しない。

 

あまりに何もできなくて悩んでいる私に友人たちがいうのが

 

「何もしなくていいんじゃない。お金あるんだし。子供も大きいし。」

「好きなことしてママがハッピーでいればそれでいいんじゃない」

 

 

「何もしなくていい」とアドバイス頂くのだが

それはどういう意味だろうか。私はどうすればいいのだろうか。

 

  

多くの人は生きていくために稼がないといけなくて、いい仕事に就くために勉強頑張ったり。子供ができれば育児しないといけないし。 生きていく上で果てしなく続く試練、義務、責任うんぬん。

 

だが ふと思った。

 

私は今、何をしないといけないのだろうか

 

稼ぐ・・・夫がかなり稼いでくれている

     私自身も不動産を運営していて適度に収入がある  

育児・・・子供は高校生で、最近ではむしろ私の方が娘に助けられているような気がする

親の介護・・・今のところ親は全員元気だ 私の両親は共に60代

 

私は大学院(博士課程)にまで行ったのに、今、このありさまで とりわけここ過去6、7年は guiltyに感じ、また焦り、もがいてきた。もがくけど、何も変えられなかった。

 

体調も精神状況も悪くなる一方で(体調の悪さには老化による影響も感じる)当初(6、7年前に)持っていた「そのうち立派に働いている!」という希望やプランは叶わぬままである。

 

 

私が人に貢献できていることはかなり少ない。基本、生きているぶん多くの迷惑やお手数をかけている、特に家族に。

 

せめて主婦として主婦業と言われるものごとを立派にこなしたいが、うーん 今の時代たいしてすることもない。

(1)掃除、(2)洗濯、(3)食料品や日用品の買い出し、(4)料理

(5)家族の相手?(これが仕事かどうかはわからないが)

 

で、(1)〜(4)、書くほどのこともない。そんなに毎日徹底的にするわけでもないし。私はかなり適当だし。

 

子供が小さいころは こんな風に思ったことない。

「何もしていない」「できていない」と思わなかったからだ。

だって子供に手がかかるもの。

 

学校のPTAや お稽古事の母親としての関わり(衣装を用意したりそれはそれは忙しかった)、学校行事もしょっちゅうあるし、子供が小さいぶん、母親のネットワークがまだまだ大事で、そういうお付き合いもたくさんあった。

ピアノは私が娘に教えていた。ついでに近所の子にも教えていた。

土日なんかは子供を連れて家族3人で、海や山、テーマパークや鑑賞会、ショッピングモール、 

なんだかんだと毎日バタバタ、楽しいこと満載だった。

 

私は学生結婚で子供を産んだのも早かったので、周りの母親の中でも若く、他のママから「若い」「キレイ」と言われるのも、いいエッセンスになっていたと思う。

 

また私自身のデザインで建てた新築のおうちのインテリアを少しずつ整えていくのもとてつもなく幸せだった。

 

 6、7年前から色々と変わってしまったのが理由なのか

年齢的なものか、

 

とにかく悩んでいるようだ、私は。

 

 

 

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